以前ポストカード用に作った雪の結晶はんこが幾つかあるのですが、「はんこの販売はしなのですか?」というリクエストがったので現在量産中です。量産、といっても、雪の結晶は実に様々な形があるのでいろんな形を数個づつのつもりで作っています。
1月中にイベント(一番近いのは1/24のロックタウン鹿島台でのフリマ)や委託先にお願いする予定です。
六花という別称があるように、雪の結晶は正六角形の形を基本にして描くと描きやすいですね。
消しゴムに転写する前に、一旦定規とコンパスを使って描いてみたりもしたのですが・・・
それをさらに転写するときに、結局真っ直ぐには描けないわけなのです。当然か。
そこで、下敷き用に正三角形を敷き詰めた方眼紙(?)を手描きで作り、参考写真を見て直接トレーシングペーパーに原稿を描くことにしたのでした。
ちなみに、下絵の参考サイトは「
SnowCrystals.com! 」(英語サイトです)。
他にも、図鑑や科学雑誌を参考にしています。「参考」、というのは、全く写真と同じようには(サイズ・線の太さ的に)彫れないので、写真の中でここの形は残そう、この線は省略しよう、とアレンジされているからです。また、一度作ったはんこのデザインから少しサイズを変えたり線を増やしたり減らしたり・・・などといろいろ変化させて作っています。
六角形が基本ということで、下描きを転写するときも写真のように詰め詰めして転写できるのがよろしい♪ もっとも、カットするのは面倒になりますけれど・・・(苦笑)
ちなみに左の写真のはんこのサイズは大体直径1.5cmの円に収まるくらいのサイズです。繰り返し模様ではあるのですが、消しゴムはんこの特性上、繰り返されている6つのパターンが全く同じようには彫り上がりません。くるくる回転させてはんこを押すと、同じデザインなはずなのにちょっと表情が変わるのです。
大量生産される(工業的に作られる)はんこのばあい、回転させる事による表情の変化はほとんどありません。その分面白みがなくなってしまうという事にもなるのです。
で、上の写真の消しゴムを彫るとこうなるのですー。
手持ちの持ち手だと、小さめの円筒状の持ち手木材は在庫がないので、準備しないと。この週末に持ち手用の木材をGETしてカットして・・・とやらないと。
これよりもうちょっと大きめのはんこも、作っています。
こちらは直径3cmの円に収まるくらいですかね。他にイベント実演で作った、直径2.3cm程度のもいくつかあります。
雪の結晶は(参考サイトを見ていただけるとわかりやすいのですが)本当に様々な形をしているので、彫っても彫ってもキリがないくらい種類が有りますね。また、中には正六角形じゃなくて棒状のものや鼓状のものがあったりとなかなか奥深いです。
http://
[2回]