昨年開催されたと言うニュースを見て気になり、数ヶ月前の「一箱古本市」の参加募集も気になっていたのですが日程がまだ確定できなくて申し込まず…
でも、雰囲気が良さそうだったら来年は参加してみよう、と決意して
「Sendai Book Market」@サンモール一番町アーケード街 をちょっと覗いてみることにしました。
また、明日(6/20)まで開催という
「いがらしみきおマンガ工場」@メディアテーク も見てみたい!という気持ちもあり・・・
開催時間を鑑みて、先に「Sendai Book Market」、その後に「いがらしみきおマンガ工場」の流れで見てみることにしました。
というわけで、駐車場は春日町交差点の近くの、土日祝日の昼間(確か7:00~19:00の間)は500円で停められる駐車場に車を入れました。
街中でこの値段はとてもリーズナブル! 荷物の出し入れを数回伴なう場合にはちょっと不向きなんだけど、街中散策の時にはいいですねえ。(平日昼間も800円だから、悪くない!)
春日町交差点からサンモール一番町までは結構歩くのですが、それもまたよし。
「春の杜の都のアート展」の時は葉っぱがようやく芽吹いたところでしたが、6月ともなると青々と茂ってますね。
定禅寺通りを東進→一番町を南進というルートで歩くのは何年ぶりかしら(爆)
特に一番町、三越前~広瀬通(水時計前、という言葉がピンと来る人は同世代以上w)は3年くらい歩いていないかも。広瀬通より南は数ヶ月前にちょろっと歩いたけど(でも、ほんとにちょろっと)。だいぶお店の入れ替わりもあって「あれ、あの店なくなってる・・・orz」「! 名前が変わってる!」「へー、こんな店出来たんだ・・・!」とキョロキョロしっぱなしの素敵無敵おのぼりさん状態でした。おかしいなあ、週に1度ペースで仙台に来てるはずなのに・・・!(苦笑)
「餃子の王将」も気になった&行列もなかったので入ろうかとも一瞬思いましたが、目的はそこでないしなにしろお腹がそれほどすいていなかったという事もあって、次の機会に利用ということに。
さて、てくてく歩きつつキョロキョロしつつ南下して、気づけば青葉通りとの交差点に。
信号を渡るといよいよ「Sendai Book Market」の会場です。
11:00~18:00の開催ということで、私が到着した15:00頃にはちょうどいい感じにどのブースにも人が群がっている、そんな感じでした。
赤くて目立つ立て看板のそばには、「Book!Book!Sendai2010」の小冊子が。
今日のイベントだけでなく、多くのイベントが企画・実行されています。そしてこれから本番を迎えるイベントも・・・
(詳しくは
公式HPからチェックしてみてくださいね)
昨年ニュースで見たときは、古本だけの販売イベントだったと記憶してるのですが、今年から「本を感じる物販ブース・飲食ブース」も出展することになったとか。
藤崎に近い側(北側)に物販ブース、県外から参加の方々、ヤマハミュージックさんの前には飲食ブースや椅子&テーブルがあり、ステージ発表もある充実ぶりです。(写真はステージ発表の様子)
『(有)イーピー「風の時」編集部』の
佐藤さんや
『ゆにふりみやぎ』の
伊藤さん、
『ワッツ・ビジョン』の
笹崎さんなどtwitterでご縁のある方々とお会いできて楽しい時を過ごせたのはなによりでした、ありがとうございます。
佐藤さんから「風の時」のバックナンバーを3冊頂きました!
昭和の仙台の貴重な風景写真があちこちに。
ちなみに、市電には乗った記憶もありますし、最後の花電車を見送った記憶もちゃんとありますwww
さて、実際このMarketで、こんなものを購入しました~。
まず、一箱古本市で発見!
3Dで見る火星の絶景ポイント (NEWTONムック)
これ、発行された当初(2007年)に買おうと思って買いそびれてた本。
2000円以上する、3Dメガネ付き、しかも全ページフルカラーのこの本をなんと! 500円でGETしてしまいました! 売ってくださった一箱古本屋さん、ありがとうございます。
今話題の3DTVは当分買わないと思います…この本で十分でございます…w
(以前、3Dタイプのプラネタリウムの試写会に参加する機会があり、華麗に具合悪くなった私が通りますよ☆)
そして、まさかお会いできると思っていなかった…
『鶴巻堂』さん!!!
かねがねアート展のブース割チラシでお名前は伺っていて、また昨年はリアスアーク美術館で個展も開かれていて。この展示、見に行きたかったんですが行ける日程をのがしてしまってorz というわけでいつかはちゃんと作品を見たい…と思っていた作家さんなのでちょっと以上に感激しました!
木版画でおどろおどろしくも憎めない妖怪さん達を表現されているんです。
他にも動物の版画や、意匠なども手がけられていますよ。
…たぶん私、とてもテンションが変な人になってたような気がします…すみませんっ!
今回はミニミニ木版画本やポストカードなどを出展されていたので、「連れて帰ってー☆」と言っていた(と私が受信した)虎さんのポストカードを購入しました。手漉き和紙のはがき紙に多色刷りの一品です。
…寅年の妹用かなあーとか思ってみたり。
さて、物販ブースでの戦利品はというと、
秋田からいらした
『まど枠』さんの、名刺サイズの紙箱。
蝋引きされていて、これはお弁当型、というタイプ。
広い面が上になるように蓋がしつらえてあるものです。
(他の形・サイズのものもありました)
ショップカードを入れておくのにいいかなぁ、と購入しました。
ただの紙箱でなく、蝋引きされているという点に惚れました☆
『まど枠』さんでは、他にも三角形や丸型など他にはあまりない形の付箋紙や、ちょっとおしゃれな感じの領収書や請求書があって惹かれたんですが…まだまだ使ってないぶんがあるので、今回はお預け。無くなりそうになったらちょっと問い合わせてみよう。
それから、『
STATIONERY STATION』さんの「ぽち袋用の封筒テンプレート」。
洋形2型ver.もあったのですが、自分でよく使うし作りたいぽち袋用のものにしました。
自分でも市販のぽち袋をほぐして輪郭をなぞったものからテンプレートは作ってみたものの・・・テンプレートに使う紙がちょっと薄すぎたのか綺麗に輪郭をとれなくてorz
このテンプレートだと3mm程度の厚みがあって多少のことではへたったりしなさそう。
その割に軽いのがいい感じです☆
横長ぽち袋の他に、これを使った縦長ぽち袋がブースに登場する日も近い?!
全体的に和やかなムードでしたので、思わず来年は参加してしまおう、そう思ってしまった私でありますw
この後、またもと来た道をゆるゆるてくてく歩きながら引き返し、せんだいメディアテークで開催されている「いがらしみきおマンガ工場」へ。
そういえば、最近ぼのぼのの単行本を買わないでしまっているし、いがらし先生の近況をあまり積極的にひろってこなかった私だけど、この展示は行った価値がありました! 「ぼのぼの」のカラー版の原画やマンガ原稿も見ることができたし、実際の印刷にいたるまでの校正の過程とか(先生のダメ出し具合が…!!!)、先生と編集部の担当者さんとのメールのやりとりとか、作品が世に出るまでの紆余曲折部分も垣間見ることができたし。
なんといっても・・・社訓がw オフィスを作った時、当時のアシスタントさんに「1人1つずつ社訓を考えて」と行って出てきたモノをそのまま社訓にしてるそうで、
一、一生やる
一、なんでもやる
一、ほっといてくれ
ほっといてってwwwwww
ちなみに上2つがアシスタントさん達の発案、一番最後のが先生の発案とかw
でもね、一番心に残ったのは
「漫画家としての腕がにぶるから、連休はしない」
ということだった・・・病気で入院した時期があったそうですが、その時もマンガは書かないけど考える事は『漫画家としての』考え方だった、と。
はんこ職人稼業も連休はしない、が腕が落ちないようにすることなんだろうなあ・・・となんか心をどんと打ち抜かれたような感じでした。
尊敬してる人の言葉はそれだけで重いです、はい。
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