ドレコレ10thで発注を受けたはんこについて、早速作業開始しております。FAXやメールが届いている方、ご確認をお願いします<(_ _)>
さて、今回のイベント参加で、ちょっとだけ叶って嬉しい夢がありました。
それは
作業の実演をして、それを見てもらうということです。
ごく小さい頃に商店街に住んでいたこともあって、近所のお店で何かを作っているところ・作業しているところを見る機会がたくさんあったのです。畳屋さんが畳表をカットするところとか、お寿司屋さんが握り寿司を作っているところ、肉屋さんが好みの厚さにお肉をスライスしてくれるところetc.…何かを作っている人の姿を見るのがとても好きでした。
成長してからも、実演コーナーのあるお店があると、職人さんの手つきとか作業の様子とかをまじまじ見るのがとても大好きでした。それは今でもそうです(その割にお買い物はしない、いけずな客ですが…^^;)
大学卒業後、モノ作りとはかけ離れた仕事につき、それでも同人活動という形で創作にはかかわっていましたが、同人誌イベントではスペース内で作業するということもあまりなく…(小説とか詩とかを中心に同人誌を作っていましたから…^^;)
たまに切り絵とか、即興的なイラスト描きとかはしたかなあ、程度。
昨日、スペースの中ではんこを彫り彫りしていたら、妙な高揚感があったのです。うまく表現できませんが、なんか自分がとても生き生きしていました。好きな事をしているからかもしれませんが、他の好きなことを行っている時より、格段に楽しかったのです(イベント会場に流れていたBGMが私好みで、それが心地よかったというのもありますが)。
通りすがっている人が私の彫り彫り姿を見ているのがわかる、でもその視線を感じるんだか感じないんだかのおぼろげな位置に私は居て、自分の手先三寸くらいの小宇宙に新しいものを造り出すことに夢中、その夢中な私に通りすがりの人が夢中…
と、小さい頃に私が見ていた職人さんはきっとこんな気持ちだったんだろうか、そして見ていた私自身もそうだったんだろうか…とちょっとだけ思ってみたのでした。
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