オーダーを受けるとき、大抵は単品オーダーものですが中にはセットでのオーダーも受けることが有ります。
例えば、0~9までの数字はんことか。その場合、通常のオーダーより気を使うことがあります。
それは持ち手のサイズです。基本的に私は持ち手の木材も自分でカットして作っています。
市販のタイル用にカットされている木材を使うこともありますが、小さいはんこの持ち手に使うためのものは地元ではなかなか見つけられません・・・
ちなみに、私が制作する時の持ち手は、主にMDF(木材チップから作られた成形板の一種)を使用しています。
これは木目がないため鋸挽きしやすく、切り口がガタガタになったり曲がったりしにくいのです。
万が一ガタつきがでても、粗~中目のヤスリで修正しやすいのも便利。
イニシャルはんこのような小さめのはんこの持ち手は、角棒・丸棒を2.5~3cm程度にカットして使用していることが多いです。こちらは杉材など普通の木材なので若干がたつくことがあるのですが、大幅に斜めにならない程度にはカットできるようになってきたのでどんどんクオリティは高くなってる(はず!)。
そして、カット失敗したものはもったいないので自分使い用にしてます。
自分でカットすることによって、価格を少し抑えることができるのですが・・・その分、精度という面では若干劣ってしまいます。
単品で見た場合はそんなに気になるほどではないのですが、並べた場合たかだか1mm程度のズレでも気になります。
そういうわけで、セットでのオーダーについては、市販品のカットされた木材を利用することがほとんどです。
今回、イニシャルはんこのサイズ(約1.5cm角)のセットはんこのオーダーがございました。
12本のはんこをセットにして・・・というものです。
2~3本のセットでも揃えるのは大変・・・ましてや12本ですから、これは確実に市販のカット木材を使わないと難しい。
それで、あちこち探してようやく・・・発見!
購入したのは泉のムサシ2Fにある「アークオアシスデザイン」。
ここはいろんなジャンルの手作りものの資材がそろっているところなので・・・ここならあるだろうと思い、案の定発見。
15×15×30mmのカット木材が18本で170円であれば、自分が想定していた材料費よりやや安上がりだったので文句はないです。
以後似たようなオーダーがあった時用に、2セット購入。
できるだけ自分の生活拠点内(大崎市近辺)で材料を入手出来るのが理想ですが、必ずしもそういうわけにいかないのですよ・・・。
私の場合、イベン トなどで仙台方面に出かけることが多いのでその道中などの時間を有効利用して常時材料入手場所についてはリサーチしてます。買わないまでも、どこにこの材 料があるとわかっていれば、オーダーが立て込んだときなどに慌てなくてすみます。
「ここに行けば入手できる!」という場所を知っているのといない のでは安心度がまるっきり違うから・・・
持ち手については、一応の解決をみましたが・・・
実はもう一つ懸案が。
セット物の場合、はんこをひとまとめに入れておくためのケース(箱)もあった方がいいというわけで・・・
最近はオーダーはんこにケースをつけることは(要望がない限り)していないのですが、今回の場合は(はんこの数が多いのもあるので)ケースは欲しいよねえ・・・
ただ、複数入りのものはほとんど作ったことがないので上手く作れるか若干、心配。
・・・とか言いつつ、作るんですけどねw
完成したら写真UPする予定です!
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