7/26、私のマイミクである
石川晃次さんのボイスに、
とあったので、「!」と反応。
この「三井さん」とは、旅写真家の
三井昌志さんのことです。
公式HP「たびそら」を見ていただければ分かりやすいのですが、旅をしながら出会った人・風景の素敵な写真を撮っておられる方です。テーマは「笑顔」そして「はたらきもの」。
そして、三井さんは…今回ただ仙台に来るのではなく…
なんと、
「リキシャ」に乗ってやってきたのです!
リキシャとは、インドやバングラディシュなどで使われてる人力タクシー。人を載せられるようにした、三輪自転車。
リキシャの語源は、日本語の「人力車」なのです。
三井さんは今年の2月から、このリキシャを運転して 日本縦断の旅をしておられるのです。
(途中、取材などで中断はありましたが)無事北上を続けて、7/27に仙台に到着した、と。
(その旅の経過については
ブログ「リキシャで日本縦断中!」にて随時公開されています)
そして、その日は石川さんのお宅で夕食&宿泊ということでした。
石川さんの日記で、このブログのことは知っていたのでちょくちょく覗いてはいたのです。
写真を見る限り、華奢な感じもするけど100kgくらいあるらしい。ギアも1つしかないとか。
なにより、いかにもバングラディシュ製というか…派手派手ペインティングなんです!
面白そうな乗り物だな~、こっちに来るときもし通るんだったら見てみたいなあ。
漠然とそう思ってました。
日程を確認すると、「28日は栗原に到着予定」とあり…
「仙台から栗原に行くんだったら、4号線を通るだろう。…ということは、うちの近く通るんじゃない?」
と思い…猛烈に生リキシャが見たくなり! 7/27の夜、三井さんにメールしました!
それで三本木の道の駅「やまなみ」近辺で会いましょう~!と待ち合わせをしたのでした。
さて、7/28当日。
三井さんは
twitterもされているので、書き込めるときは随時書き込みをされているのですが…
なんと! こちらに向かう途中でパンクしてしまったらしい!
リキシャのタイヤは自転車に使われるサイズのものではあるのですが、残念ながら日本ではすでに販売していないサイズのタイヤなのだそうです。しかも、日本のタイヤより堅くて相当処置するのが大変らしい…
そんなわけで、予定の時間より大幅遅れで、それでも無事に「やまなみ」に到着されました!
4号線から豆坂地蔵さんに入るところまで出てみたら、丁度やってこられたところで。
生リキシャ…派手だ! すんごい派手だ!!!(笑)
でも結構こういうの、好きな私☆
駐車スペースまでのなだらかな下りの部分の間ですが、リキシャに実際に乗せていただきました! 若干高さがあるので、(高所恐怖症的に)大丈夫かな?と思いつつ乗ったけれど、結構快適!
「あのー、通常より(私の体重が)重たいんですけど大丈夫ですか~」と尋ねたら
「大丈夫ですよ~」って!
アスリートだ…と思った☆
(普通の自転車より重くて、ギアもきついんですって、リキシャって…!)
真夏日が連続していることもあり、三井さんはもうすっかり汗だく!
道の駅でもかっちり水分補給されてました。そうしないとホント大変…という天気でしたから。
物産館の前の木製ベンチ(パラソル付)でしばらくいろいろ、お話することができました!
ちょうど、石川さんから「はんこ職人なんですよ」と話を聞いておられたそうで、その辺の話をいろいろ。
きっかけとか、仕事で目指してるものとか。
その中で、「消しゴムはんこの立ち位置」(社会での存在意義)というような話になり…
正直、自分の中では必ずしも社会の中でなければ困るというものではない。
世の中はかっちりとパソコンや機械で作るスマートなものに溢れている。
でも、そういうものとは違った、温かみを持ったものがあってもいいんじゃないか、それが作る意義です。
…とそんな事を話したような気がしますw (よく憶えてないけど、常日頃思ってることはそういうことです)
三井さんのブログで、「沖縄・奄美篇」というカテゴリのあたりを読んでいただけるとよいのですが…
その中でサーファーの男性のエピソードがあって。
「(前略)僕の ような生き方はてーげー(いい加減)に映るでしょう。でも『てーげーでもいいんだ。こうやって生きている奴もいるんだ』って思うことができれば、彼らだっ てもう少し楽に生きられるようになるかもしれないでしょう」
私はこの部分を読んで、「ああ、私もそうだなあ~、てーげーだな~」と思ったので、その話もしました。
そしたら三井さんも「リキシャに乗って旅するのも、てーげーですよね」という話をされて、笑ってました。
そして「世の中、てーげーな人ばかりじゃ困るけど、てーげーでない人ばかりでもつまんないよねえ…!」という、結論。
他にもいろんな話をしました。
田舎の人のほうが案外「便利であること」にどっぷり依存しているとか。
今の子供達は、物理的に恵まれているので変化の波のようなものにぶつかったときに大丈夫なのかと心配するとか。
しんどいものを見てきた人のほうが、日々の本当の楽しみ方を知っているのではないかとか。
旅の中でいろいろな出会いを体験してる三井さんの話は、とても興味深いものでした。
で、はんこ職人ということなので…
せっかくなので彫りの実演もしました。その場で思いついたものを…と彫ったので
お約束のように、ひまわり。三本木といえばひまわりなので☆
(実際、「やまなみ」の物産館の中は掲示物がひまわりだらけ☆)
この彫る様子など、撮影していただいたので、近いうちに三井さんのブログ記事に載ることになると思います。
…私の写真もですねwww
実は、7/27の段階で、もし時間がない場合も考えて
三井さんの公式HP「たびそら」のURLはんこも作っていたのです。もちろんプレゼント用。
はんこ本体の写真、撮るの忘れてしまってた…でも! こちらもおそらく、三井さんのブログで紹介される気が勝手にしています(撮影はされていたので)。印影の写真のみ、この記事では紹介しておきます。
1時間ちょっと話したでしょうか。
日が残ってるところでそろそろ移動という事になり、お見送り。
それから、リキシャに乗せていただいたので、その代金(というか、募金)をお渡ししました。
三井さんのブログによると、
■ 「5円タクシー」営業中!
リキシャに乗りたい方はいつでもウェルカムです。
名付けて『5円(ご縁)タク シー』。料金5円オンリーで走ります。(運賃はNGO
「ショブジョ・バングラ」を通じてバングラデシュの貧しい子供たちの教育支援に役立てられます)
も し、お近くにあなたの笑顔を届けたい相手(ご家族、お友達、恋人など)がいるのなら、このリキシャで「笑顔のプレゼント」を贈りに行きましょう。サプライ ズ間違いなしです。リキシャがお近くを通過しそうなときに
メールで連絡 をください。
(※リキシャに乗客を乗せて公道を走ることは、一部の県を除いて合法です)
ということなのでした。5円玉がなかったので、10円玉でかんべんしていただきました(苦笑)
そして、一番最初に載せた写真を撮らせていただいた、というわけ。
本当は栗原市まで行く予定だったところを、大崎市内で宿泊に変更されたということでゆっくりお話できてよかったです。
有意義で楽しい時間をありがとうございました!
去っていくリキシャ。これから北海道に向けて北上していくのです。あと一息!
もし、これからリキシャが通る道筋にお住みの方は、是非リキシャ体験してみてください☆
(三井さんの公式HPから、メールで連絡してみてくださいね)
私、実は自転車には乗れないんです(ホントバランス感覚悪くて…泣きたくなるくらい)
それでも、リキシャのような三輪自動車ならなんかなんとかなりそうな気がしてきた(ぉ
ちょこっと荷物を乗せる事ができるタイプのものを中古でもいいのでGETしたら、それに乗って大崎市内だったら(車使わなくても)イケそうな気がしてしまう…!
そんなパワーを貰った、よい1日になりました☆ 本当に感謝です☆
http://
[2回]