【知らないよりも知っている方がいい byノムラの教え 的な!】7/17の記事にも書きましたけれど、時間が取れるときはできるだけいろいろな事を学ぶ機会を持つことにしています。
それも、はんことは直接関係なさそうな事でもね。
昨日は、久々に宮城県美術館に。
5月から展示されていたのに、なかなか見る機会がなかった
【手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから】後10日足らずで終わっちゃう! とやや焦り気味に見てきました!
…いや、「見て」じゃなくて、
「観て」って感じでした!
入館したの2時過ぎだったのですが、
最初にこっちも観て。
ゴッホのひまわりの生見るのは初めて…
すごく。念を感じた、絵でした。
なんというか、ひまわりに見られている…
喰われそう…
叫びそう…
と思ってしまうような、
もう花である事を超越した、何か生き物が埋め込まれているような、念を感じてきました。
これだけでもかなりヘビー級でしたが、手塚・石ノ森両巨匠の作品群はもう…
かなり…ただただ、この空間にずっと居たい!
そんな磁力というか、迫力。
現在はスクリーントーンのような便利なものが普通あるし、さらには原稿自体をデジタルで丸々制作できる世の中になってしまいました。
でも、最終的に、やはり
ヒトのチカラが関与しないと、作品の色というか、個性というか、息遣いのようなものを載せらせないような気がするんです。
私が、たまたま「消しゴムはんこ」という、デジタルで済ませてしまってもなんら問題のないところに敢えてアナログ手法をぶち込む荒事に関与しているからかもしれません。
でも、そうでなくても、日本漫画の礎となったお二人の生原稿は、見るというより観て、観続けてしまいます。
ゴッホのひまわりとはまた違う、念。
もちろん、小さい頃から慣れ親しんできた数々の作品が紹介されているからという理由もあるのですが、創作者としての生き様をもっと観続けていたい、と思う空間でした。観れてよかった。
展示の後半は、様々なクリエイターによるお二人の作品世界のオマージュ作品のコーナー。
一番印象的だったのは、水木しげるさんのエピソード漫画。
あるパーティーで、徹夜がデフォルトになっている二人に自分はどんなに忙しくても睡眠だけはとる、という話をした事を漫画にしているのだけど、最後のコマで
「だから二人共早く亡くなっちゃった」とシミジミしてて。
ちょうど7/17に「食の学校」で「身体の老化や病気の一番の原因は睡眠不足」というのを聞いた直後だったから、「あぁ…( ;∀;)」っとなった私です。
お二人とも60歳くらいで亡くなっちゃったんですものね。
もしご存命だったら、好奇心旺盛なお二人のことなのでどんな作品を作ったろうなぁ…
なんてことを考えながら観てたら、閉館のお時間に(笑)
いやー、充実しました。
石ノ森先生の作品原稿は、石ノ森萬画館などで度々観てはいるのですが、手塚先生の作品原稿をマジマジ観ることができてよかった。
スケジュール的にもう昨日しかチャンスが無く、エイヤッ!っと行って良かったです!
やっぱり、行きたいと思ったら可能な限り行くのが正解ですね★
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